今年も「春の全国交通安全運動」が行われます。
平成23年5月11日(水)から20日(金)までの10日間です。5月20日は「交通事故死ゼロを目指す日」になっています。
新年度といえば、通い慣れない道を登校する子どもが多い時期ですね。また、依然として高齢者の事故が多いのが現状です。そこで今年の交通安全運動も、「子どもと高齢者の事故防止」が最重点事項になっています。
また、その他に次の3つの重点事項があります。
(1)自転車の安全利用の推進
最近はエコの観点から自転車の有用性が見直されてきていますね。電動自転車も登場し、販売台数は原動機付自転車を上回ったというニュースからも、その勢いが分かります。一方で、増加する自転車に伴い、自転車事故が多発しています。そこで、自転車のルール、マナーを改めて再確認してみませんか。
自転車安全利用五則というのがあるそうです。
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4 安全ルールを守る
○飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
○夜間はライトを点灯
○交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5 子どもはヘルメットを着用
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4 安全ルールを守る
○飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
○夜間はライトを点灯
○交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5 子どもはヘルメットを着用
(2)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
JAFさんのホームページは分かりやすいですね。リンクを貼っておきます。
読んでいてドキッとしてしまったのが、チャイルドシートについてのページです。子どもさんがいる家庭ではチャイルドシートを頻繁に使用すると思いますが、毎回正しく使用されているかどうか、気をつけたいところです。
(3)飲酒運転の根絶
依然として飲酒運転による事故は後を絶ちません。鹿児島県では独自のキャッチフレーズ「飲酒運転『8(やっ)せん』運動」を展開しています。見てみましょう。
1.酒を飲んだら運転しません
2.運転するなら酒は飲みません
3.酒を飲んだ人には運転させません
4.酒を飲んだ人には車は貸しません
5.運転する人に酒はすすめません
6.酒を飲んだ人の車には同乗しません
7.使用者は,従業員に飲酒運転を命じたり,認めたりしません
8.酒を飲んだら自転車も乗りません飲酒運転のトピックでは、他に「ハンドルキーパー運動」というのがありますね。春の交通安全運動は国が主体となりますが、これは全日本交通安全協会が主体となって実施しています。
当校でも、安全運動期間中に、お年寄りのための交通安全教室を実施する予定です。
皆様も安全運転でお過ごしください。