平成21年の全国における交通事故死者は、4,914人でした。平成13年から9年連続で減少しています。しかし、鹿児島県においては、発生件数10,985件(前年比+42件)、死者数101人(前年比+13人)、傷者数13,418件(前年比+234人)と増加しました。
交通事故死者数が増え、更に高齢者が死者数の過半数を占め、高齢者が第1当事者になった死亡事故も増加しました。
本年はいずれの数値も減少傾向にありますが、今後少しでも交通事故が抑止されるよう、春の交通安全運動が実施されることになりました。
1 運動の目的
広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図るとともに、新入学児童等に対する交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより、新入学期における交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。
2 期間
平成22年4月6日(火)~平成22年4月15日(木)
3 運動のスローガン
「もう一度 よく見て渡ろう 手を上げて」
4 運動の最重点
子どもと高齢者の交通事故防止
5 運動の重点
(1)すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
・全席ベルト着用「します・させます」運動の展開
(2)自転車の安全利用の推進
・自転車安全利用五則の推進
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
2 車道は左側を通行(車道の右側通行禁止)
3 歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行
4 安全ルールを守る
5 子どもはヘルメットを着用
(3)飲酒運転の根絶
・飲酒運転「8(やっ)せん」運動の展開
-
酒を飲んだら運転しません
-
運転するなら酒は飲みません
-
酒を飲んだ人には運転させません
-
酒を飲んだ人には車は貸しません
-
運転する人に酒はすすめません
-
酒を飲んだ人の車には同乗しません
-
使用者は,従業員に飲酒運転を命じたり,認めたりしません
-
酒を飲んだら自転車も乗りません
鹿児島県HP 飲酒運転『8(やっ)せん』運動を展開しましょう!!
空港自動車学校も、期間中に高齢者の交通安全教室等を実施します。