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トライアンフ ストリートトリプルがやってきた!

なんと!ユーロガレージナガタさんより、ストリートトリプルをお借りいたしました。ありがとうございます!1週間限定で、試乗させていただけることになりました。

ユーロガレージナガタさんは、2年前、当校にて試乗会を開催されました。そのとき私も初めてストリートトリプルに試乗しました。そして一発で惚れこんでしまったのです。当校の指導員からも、「これはイイ!」「乗りやすくて気持ちイイ!」「教習車にしましょうよ!」なんて声が続出してました(教習車はちと無理だと思うけど......でも、そんな教習所あったらいいな......)。

2年経っても、「あのバイクは良かった......」なんて話を休憩時間中にしていたぐらいでした。ユーロガレージナガタさんの御厚意によりお借りできることになり、正直私もかなり興奮していました。

で、やってきましたストリートトリプル。
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■寸法・重量 [全長/全幅/全高]2030/736/1250mm [ホイールベース]1395mm[シート高]800mm[乾燥重量]167kg ■エンジン 水冷4スト並列3気筒 DOHC4バルブ 総排気量[675cc] 最高出力[105ps/11000rpm] [燃料供給方式]電子制御燃料噴射[燃料タンク容量]17.4L [トランスミッション形式]6速リターン

教習車のCB400SFと並べてみました。ストリートトリプルの方が少し大きいですが、ほぼ同じ大きさと言ってもいいですね。

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個性的な丸目2灯のフロントマスク。トライアンフ・ネイキッドのアイコンですね。兄貴分のスピードトリプルに似てかっこいいです。


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フロントタイヤ。ダブルディスクブレーキ。

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マフラー。純正は左右二本出しのアップマフラーです。絶妙な長さ。車体後部がスパーンと切り落とされたようなイメージはビューエル的で、塊感があります。ストリートファイターであるというオーラが醸し出されています。

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リヤタイヤ。スイングアームの造形がいいですね。アップマフラーで寂しくなりがちなホイール周りをキリッと引き締めています。シンプルでありながらスタイリッシュです。

●ライディングポジション
身長172cmの私が跨ると、両足が余裕をもって接地します。少しかかとが浮くぐらい。ライポジはコンパクトです。CB400SFより気持ち大柄ですが、ほぼ同じ感覚で乗れます。CB750とかそれ以上の大型バイクよりは、遥かに気軽に跨れます。

●走行
色んなバイク雑誌でも絶賛されていた走行フィール。果たしてどんなもんかいなと思っている方も多いのではないでしょうか。あまりにも絶賛の記事が多すぎて「ほんまかいな」と疑心暗鬼になっている方もいるかもしれませんね。結論から言うと「ホントにいい!」の一言に尽きます。私もプロのライターではないので、細かい走行フィールは文字にすることは難しいのですが、「走っていて気持ちいい!」のです。

●まさに「トリオ」→「トリプル」
何故気持ちいいのか。自分なりに考えてみました。その要因は3つに集約されると思います。「パワーフィール」「エンジン音」「排気音」のバランスが絶妙なのです。エンジンは低速から豊かなトルクを発揮し、アクセル開度に比例して直線的に伸びていきます。しかもトリプルならではの個性的なエンジン音と鼓動が五感を刺激します。更にマフラーからは、上質できめ細やかな重低音が発せられ、ライダーを官能で包み込んでくれます。
もちろん、それらの要素が効果的なのも、素晴らしく扱いやすい車両特性あってのものではありますが。

●最高の1台
中型バイク並みに扱いやすく、中型バイクよりパワーがあって官能的で個性的。こんなにいいバイクがあるでしょうか。間違いなく後のバイク史に名を残す名車であると言っても過言ではないでしょう。